こんにちは。トムズどうぶつ病院の花八です。
長らく更新せずに申し訳ありません。
今年も一年、よろしくお願いいたします。

今回は行動カウンセリングの流れについてお話したいと思います。
通常の診療とは異なるので、どのように行なっているか気になる方もいらっしゃると思いますので、当院で行なっている行動カウンセリングについてご説明いたします。

行動診療は完全予約制とさせていただいております。花八が担当させていただきますので、まずは花八の出勤日(月・水・木・隔週の土日の13時〜16時まで)にご予約を入れさせていただきます。
予約をお取りいただきましたら、質問票をお渡ししますのでご記入していただき、できれば予約の3日前までにご提出をお願いいたします。

当日のカウンセリングではご相談いただいた行動について詳しくお話をお伺いし、カウンセリング中のワンちゃんやねこちゃんの行動も観察させていただきます。初回は2時間程度、2回目以降は1時間〜1時間半くらいのお時間をいただきます。
お話した中から原因を探りますが、医学的な原因が考えられる場合や、お薬が必要な場合は検査をさせていただくことがあります。診断がつきましたらそれに基づいて治療法を検討いたします。

治療については、医学的な原因(問題行動以外の原因、病気が隠れている場合)が考えられる場合はそちらの病気の治療を行います。
行動学的な原因が考えられる場合は治療法は主に2通りあります。行動修正法と薬物療法です。
行動修正法は、現在問題となっている行動を望ましい行動に変化させる治療です。治療の中心はこちらの行動修正法です。環境をその子に合うように整えたり、その子にあった接し方、対応の仕方を提案させていただきます。また、トレーニングが必要なことがあります。
基本的にはご自宅で飼い主様に行なっていただくことになるため、ご相談しながらできることを考えていきます。
薬物治療は行動修正法の補助的な役割を果たします。不安障害や常同障害などでは脳内の神経伝達物質のセロトニンやノルアドレナリンの異常が関与していると言われており、この神経伝達物質を調整するお薬を主に使用することになります。お薬だけでは治療が難しいため、あくまでも飼い主様の対応が重要となります。

カウンセリングは初めのうちは2週間程度に1度行い、ご自宅での様子に合わせて治療を進めたり、変更したりしていきます。安定してきましたらカウンセリングの頻度もご様子によって調整します。

どうぶつの行動で困っていたり、わからない場合はいつでもご相談ください。
もちろんカウンセリングでなくても、通常の診察中でも結構ですので、いつでもお話しください。